2013年5月25日(土)
臆病者なわたし。だふりんりん。
皆様 週末いかがお過ごしでしょうか?
私は今、フィリピンにおります。死んだじいちゃんのぶらぶらする血を引き継ぎ、父である社長の外を見に行く血を引き継いでいる私としても、さすがに3週間連続の海外出張はこたえます。笑。
その間、社内で切り盛りをしてくれている幹部と社員の皆のおかげさまで出来ます。感謝、感謝です。
さて、
血は引いているとはいえ、もともと外に出るのが得意だった訳ではありません。
なにを隠そう、小学校の時にはディズニーランドに親に連れて行ってもらうのが嫌でした。でかいミッキーのぬいぐるみ等が嫌いだったからです。(笑)ちょー臆病者です。(笑)
そして、そんな臆病な私が田舎の福島から東京に行くという大きな挑戦を、高校卒業をすると同時にしました。結果、最初の一週間位は寂しさで屋上に昇り福島、実家 北の方角を北極星を見ながら向いていたものです。(笑)
相田みつをさんの言葉で、懦夫凛々(だふりんりん)と言う言葉があります。
懦夫とは気の弱い臆病者の事らしく、凛々はその反対で勇ましくりりしい事です。「懦夫はなにをやっても華やかなエースにはなれません。しかし、懦夫には懦夫なりの凛々たる生き方がある。」というのです。
なるほどなあ〜。懦夫には懦夫なりの凛々たる生き方か〜〜。 と、同時に、あっ、これは 個人ではなくて、法人にもある事だなと思いました。会社も変化を厭うばかりに、ほっておくと「おっとり」してしまいます。
キッコーマンの現会長さんが行っていた事ですが、「海外に身を置くだけで、毎日の挑戦が続く。兆しをみて挑戦的体質に自然における。なにより、挑戦をしないと結果が出ない。」と、仰るんですね。「若いからやれる事が沢山ある。リスクを覚悟を持ってチャレンジするべきだ。なにをやってもうまくいった高度成長時代は終わっている。」
これまた、なるほど。成功した方の言葉は心に響きますね。
リスクテイクがなければ企業の存在価値がないという事ですね。自分達の市場があり、その中で挑戦があり、挑戦があるがいえ競争が生まれる。競争があるので付加価値を高めようと企業は努力し、価値創造をする結果、最終消費者様が新しい価値に触れ喜んでくださる。企業にとってリスクテイクは当然か…
私自身は懦夫(臆病者)ですが、笑、でも社員の皆に迷惑をかけれませんので、会社は懦夫凛々で頑張りたいと思います。