2012年10月13日(土)
副社長の耳はロバの耳と言われたい。
駐車場に入る時 駐車券を、高速道路に入る時 通行券を、先づ口に挟むことがモテる男の条件だと思っている 副社長の島です。
《王様の耳はロバの耳》というイソップ物語があります。
【王様はロバの耳をしてして、それをひた隠にしますが、 いつも髪を刈りに来る床屋は王様はロバの耳である事を知っていて口止めされておりました。
しかし床屋は何時までも黙っている事が出来ず、井戸の奥に向かって「王様はロバの耳」と 大声を出して叫びますが、その声があらゆる井戸の伝わって井戸と言う井戸から「王様はロバの耳」 と聞こえ、皆にロバの耳を知られてしまった王様は「これは皆の意見を良く聞けるように ロバの耳になっている」と打ち明けるお話です。】
トップは「聞く」ことより「話す」ことが好きです。我社の社長も、副社長の私も例外ではありません。(笑) そして、大体、会議はトップの演説大会になってしまい会議でなく怪疑(怪物を疑う)になってしまいます。(≧∇≦)
しかし、会議では「聴く」 耳を傾けることの方が大事で、重要なコミュニケーションです。そして、全員が意見を言える環境作りをしてあげるのもトップの仕事です。
声の大きいものや、上司が先に意見を述べてしますと下のものは従わなくてはいけない雰囲気が生じます。これでは、せっかくのいい意見でも出てくることはありません。まさに「もったいない」ことです。ここは、腕の見せ所です。
そこで、我が社では自由な意見が出るように、発表する時は職責下位の者から発表させ、役職の高いもの意見に波打ちされないように、いい意見を聞き出す工夫をしています。発言できるかできないかで、社員の参画意識もだいぶ変わってきますね。
また、月に一度、私の直属部下より「10分間報告」の時間を作って何も言わずに頷くだけの報告を受けています。最後には耳でなくて、口で聴きますが… 笑。
副社長の耳はロバの耳と言われるようになるまで、頑張りたいものです。
拝